施術を、自分の身体と向き合う時間に

KAMIでは、施術をただ「受ける」だけのものではなく、自分の身体と向き合う時間だと考えています。今の身体を理解し、変化を感じ、どんな状態で過ごしたいかをイメージすること。その積み重ねが、日常の中で自分の身体を整える意識につながっていきます。

目指しているのは、施術に通い続けなければならない身体ではなく、自分で自分の身体をケアできる身体です。呼吸や姿勢、力が入りやすい場所に少し目を向けるだけでも、身体を知るきっかけになります。

「理解する・感じる・想像する」

施術の時間をより意味のあるものにするために、まずは自分の状態を理解してみましょう。どこに負担がかかっているのか、どんな身体の使い方の癖があるのか、なぜ不調を感じるのかを考えてみます。

施術中や施術後には、呼吸がしやすい、肩の力が抜けた、身体が軽い、関節が動かしやすいといった小さな変化にも意識を向けてみましょう。結果を無理に求めるのではなく、自分の身体で起きていることに気づくための時間です。

  • 理解する:今の身体の状態を知る。
  • 感じる:呼吸や肩、首、立ちやすさなどの変化に気づく。
  • 想像する:自分が過ごしたい身体の状態を具体的に思い描く。

自分の身体を知るチェックリスト

簡単なチェックから始めてみるのもよいでしょう。すぐに答えを出したり、自分を評価したりする必要はありません。今の状態に気づき、身体の変化に少しずつ慣れていくことが目的です。

  • 朝起きた時に疲れが残っている
  • 肩の高さに左右差がある
  • 呼吸が浅いと感じる
  • 同じ姿勢を続けることが多い
  • 身体の変化に気づきにくい

毎日に取り入れたい五つのストレッチ

五つすべてを一度に行う必要はありません。その日の状態や時間に合わせて、できそうなものを選びましょう。動きはゆっくり行い、心地よく伸びる範囲を意識します。痛みを我慢して伸ばすことは避けましょう。

フットマッサージャーは、リラックスしながら使います。ストレッチでは、伸びている場所を意識しながら、無理のない動きを心がけましょう。

➀ フットマッサージャー:目安は五〜十分程度。足を乗せてリラックスします。足の疲れやリラックス目的に使われます。感じ方や作用する部位は機器によって異なります。

② 壁を使った胸ストレッチ:左右二十秒を二回。肘を直角に曲げて壁につき、身体を反対方向へゆっくりひねります。首・肩こり、巻き肩、猫背、呼吸が浅い方におすすめです。大胸筋と小胸筋を対象とします。

③ 座って四の字ストレッチ:左右二十秒を二回。椅子に座り、片足を反対側の膝に乗せ、背筋を伸ばしてゆっくり前へ倒れます。股関節周囲の軽いストレッチとして行います。腰痛や強い痛みがある場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。

 

④ 腸腰筋ストレッチ:左右二十秒を二回。片膝立ちになり、骨盤を前へゆっくり移動させます。股関節の前側が伸びるところで止めましょう。

股関節前面を伸ばす動きとして行います。

 

⑤ タオル首ストレッチ:左右二十秒を二回。タオルを首の後ろから斜め上にかけ、片手で引きながらもう一方の手で軽く固定し、頭をゆっくり傾けます。痛みやしびれが出ない範囲で行い、タオルで強く引っ張らないようにします。

無理なく、自分のペースで

すべてを毎日行う必要はありません。ある日は首だけ、別の日は胸や脚だけでもよいのです。大切なのは、自分の身体とつながる時間をつくり、無理なく続けられるペースを見つけることです。

不調を感じた時に施術を受けるだけでなく、普段から身体の中で何が起きているのかに目を向けてみましょう。今回の習慣が、自分の身体にやさしく気づくきっかけになれば幸いです。